日米共同訓練に対する抗議文

  • 2012.08.21 Tuesday
  • 07:16
沖縄とむすぶ市民行動・福岡は、8月19日から大分県の陸上自衛隊日出生台演習場ではじまった陸上自衛隊と沖縄の米海兵隊との「日米共同訓練」の中止を求める抗議文を、福岡のアメリカ領事館と九州防衛局を通じて日米両政府に提出しました。



バラク・オバマ アメリカ合衆国大統領 殿
ケネス・グラック アメリカ海兵隊第三海兵遠征軍司令官兼在沖米四軍調整官 殿
ジェイソン・R・クーバス 在福岡アメリカ領事館首席領事 殿
野田佳彦 総理大臣 殿
森本 敏 防衛大臣 殿
廣瀬行成 九州防衛局長 殿


抗 議 文

日出生台演習場で8月19日からおこなわれる日米共同訓練に抗議し、中止を求めます。

8月19日より30日までの12日間、大分県の陸上自衛隊日出生台演習場において、10年ぶりとなる日米共同訓練がおこなわれると聞きました。陸上自衛隊が別府駐屯地を中心に300人、米軍が沖縄駐留の第3海兵師団戦闘攻撃大隊を中心とする300人、計600人規模とのことです。

8月のこの時期は、演習場内で牛の放牧をおこなっている地元住民にとって最も忙しい農繁期であり、観光地湯布院や玖珠・九重は1年で最も多くの観光客が来訪する観光シーズンです。その最中に、日米共同の軍事訓練がおこなわれるというのは前代未聞であり、住民への配慮を一顧だにしない暴挙であります。

今年2月の米海兵隊による日出生台での実弾砲撃演習では、過去最大級の砲撃演習が昼夜問わず強行され、さらに完全武装した米兵と軍用車輌が演習場外の県道に出てくるという事件が起こり、住民をこれまでにない不安と恐怖に陥れたことはまだ記憶に新しいところです。

加えて、大分県内を含む九州内で、墜落の危険性の高い米軍の新型輸送機オスプレイの低空飛行訓練が実施されることが明らかになり、強い抗議の声があがっています。

在日米軍は、これまで常に住民の懸念や抗議の声よりも自己の軍事的目的を優先させており、必要とあらば住民の生命と財産、平穏に暮らす権利を平気で踏みにじることも厭いません。そして、日本政府は在日米軍のそのような好き放題を容認し、擁護しています。そのことは、沖縄をはじめ米軍基地を抱える地域の住民が常にあらゆる場面で身にしみて感じているものです。

在日米軍は、ひたすらアメリカの「国益」を守り全世界において戦争をするために、日本各地に駐留しているものです。そして、その戦争に自衛隊も加わって、海外での「共同行動」「共同作戦」をよりスムーズにすすめようとする目的の日米共同訓練は、絶対に許されません。

地域住民の意向と懸念を踏みにじっておこなわれる日米共同訓練に強く抗議し、その中止を求めます。


2012年8月11日

沖縄とむすぶ市民行動・福岡
福岡市東区舞松原5-27-25
おかもと小児科クリニック気付

オスプレイ配備抗議文

  • 2012.07.24 Tuesday
  • 07:49
※7月21日(土)の「オスプレイ普天間配備の危険性とその意味するもの 7・21木村朗さん講演会」にて採択した抗議文です。防衛局を通じて政府へ提出します。




野田 佳彦 総理大臣 殿
森本 敏  防衛大臣 殿
廣瀬行成九州防衛局長 殿

抗 議 文

米軍垂直離着陸輸送機オスプレイの配備計画を米国とともに進める日本政府に抗議します。

 日米両政府は明後日の23日にもオスプレイを米軍岩国基地への陸揚げを強行しようとしています。米軍は8月岩国基地での試験飛行をしたのち、10月までに沖縄・普天間基地に本格配備し、配備後沖縄や全国6ルートでの低空飛行訓練計画も発表しました。またオスプレイ配備に先立って沖縄・高江で防衛局は着陸帯の本格工事を再開しました。
 オスプレイは航続距離や搭載量など格段の性能をもつ輸送機とされています。しかし7月9日機体の不具合で米国南部の国際空港に緊急着陸するトラブルをおこしました。6月米国で5人が負傷、4月モロッコで2人が死亡するなど開発当初から墜落事故を繰り返してきた欠陥機です。また騒音の被害を拡大する機種です。普天間基地周辺は住宅密集地です。住民の命を危険にさらすオスプレイの配備は絶対に許せません。オスプレイの普天間配備は基地の固定化であり沖縄にさらなる「負担」を強いるものです。
 沖縄では宜野湾市など県市町村議会の全てで配備反対の決議や意見書が採択され、8月5日には過去最大規模の県民大会が開催されます。また米軍基地をかかえる山口県など14県知事も憂慮を表明しています。沖縄から全国に拡大する住民の配備反対の民意を無視することはできません。
 政府は今夏米国の事故調査報告書の説明をうけたのち、米国とともに試験飛行・配備計画を進めようとしています。
 私たちはこれらに強く抗議します。
 沖縄など住民の声を真摯に受け止め、以下強く申し入れるものです。
  1. 高江での工事を直ちに中止すること
  2. オスプレイの岩国基地への搬入・陸揚げをやめること
  3. 普天間基地への配備を撤回すること
  4. 沖縄はじめ全国でのオスプレイの飛行訓練計画を撤回すること

2012年7月21日


「オスプレイ普天間配備の危険性とその意味するもの 7・21木村朗さん講演会」
参加者一同

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